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近い海外 GPS台湾旅行(6)

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 台湾旅行記(6)101

台湾の3日目後編。いよいよニューイヤーイベント!

○ 12月31日(日)

■ 18時
  ホテルの目の前のフカヒレ専門店へ。
  フカヒレやばいね。でかい。
  あわびもすごいね。でも、味はイマイチ。
  僕はここで美味しいフロッグスープをデザートに。
  あまーいあまーいスープ。お汁粉並だね。
  日本人女性にも、もしかしたら大好評かもしれない。
  ここのお代は1人5,000円ほど。

■ 23時45分
  ニューイヤーイベントのため、台北101の道路は封鎖。
  TAXIを途中で降りて、南へ南へ歩き始めます。
  歩き始めてから、やはり人通りが尋常ではない。
  歩行者天国にするのも納得。
  それでもスクーターで移動する人がいるから
  面白い。こういうちょっとしたいいじゃん?が好き。

  いよいよ目前に迫った台北101。これ以上進むと、大嫌いな
  人混みにぶつかりそうなので、大きな道路に陣取る。僕は、
  台北101の花火が始まる前の写真をとる。二人は、いつの間
  にか前進している。これを5回繰り返した瞬間。
  「ヒュードーン」
  始まった・・・?
  これは後方からの花火音。なんと個人が花火をしているだけ
  でした。面白いくらいにバーンっと音を出すが、ゲリラ的に
  鳴るだけ。こういうイタズラも楽しい。

  待つこと5分。先ほどまでの花火とは桁違いの爆音。始まり
  ました、ニューイヤー花火。なんと、ビルから花火が出始め
  ました。ビルからですよ。しかも、ギネスのビルディングか
  らですから。火事だよね、日本でやったら。ビルから飛び出
  す花火の動きは百花繚乱。入り乱れる火花は、まさに天国模
  様。これは日本じゃ、絶対見られません。こういうのが海外
  イベントの骨頂!!
 
  僕にとって、こういう1年の始まりは、久しぶりにいいモノ
  に感じられました。珍しいほど、心が張るイベントでした。

  花火の煙が消えると、2007年という文字がピンクの照明で現
  れました。そこに、何か他のモノが見えたのは僕だけじゃな
  いことを祈ります。
 
■ 24時10分
  僕らは次なる目的地、ホテルハイアットへ。ここのクラブで
  新年を踊ろうとしたのですが、すで疲労困憊中。ビールを飲
  んでゆっくりしようと思ったが。。。ハイアットには、入れ
  ませんでした。理由は簡単。ルームカードのない人は警備の
  ため入れないとのことでした。
  がっくし。
  仕方なく付近の公園を散歩して、帰ろうと思いました。

  近くの公園では、コンサートをやっています。歌手なんでし
  ょうね。みんな、すごい見てます。デッカイモニターでも、
  歌手の映像が流れています。音もすごく、なんだか疲れが、
  ドッと噴出します。

  台湾人もニューイヤーイベントで疲れたのでしょう。公園の
  ベンチや路上に座りこんでいます。ん?トイレの屋根に座っ
  ている人もいます。ええ?日よけに作られた鉄の柱に登って
  いる人もいます。どこからか、動物園みたい、という声が聞
  こえてきました。いいじゃん、そういうのも。見たいんだか
  ら。動物園なんて言わなくてさぁ。

  と、そのとき。僕は驚いた。花火がそばから打ちあがったの
  だ。個人のゲリラ花火の残党がここにいたのか。
  笑えません。ここまでイタズラが来ると笑えません。
  危ない。足元で打ち上げられた花火で疲れも吹っ飛ぶ!?

■ 24時30分〜
  ホテルへ戻るために歩き始めた僕らの前に
  立ちはだかったのは、人、ヒト、ひとの群れ。
  しかも、みんな歩いています。
  タクシーは確実に捕まらない。時間が経てば空いて来るだろ
  うと、タカをくくっていたが、その考え方は完全に甘かった
  ようだ。1時間ほど歩くが、一向に人波は収まる様子はな
  い。仕方がないので、近くの駅へ。もうこの時間で、90分以
  上歩き続けている。

  どこかのお店に入って、時間が経つのを待つのも良かったが
  僕は引きたくない。頑張って歩いて、「大安」という駅に。
  しかし、2007年1番最初に乗る駅が「大安」とは・・
  この「大安」駅から、僕らのホテルがある駅までは2回乗り
  変えが必要となるが、背に腹は変えられない。途中、マッサ
  ージの名刺を配っていたおばちゃんも疲れて、駅のホームで
  座りこんでいた。

  しかし、人波が衰えないわけは、電車でもそうだった。乗換
  えを試みようとしたが、混みすぎた電車は乗換えなどできな
  いレベル。エスカレーターが混むからといって、動きを止め
  て階段にしてしまったほど。ホームに着く電車すべてが2、
  3人しか乗り込めないほどの混み具合。僕らはあきらめ、街
  に戻って歩き出した。ちょうど、昼間僕とタカが道に迷った
  「頂好」という駅だった。

■ 27時30分
  疲労困憊の僕らはタクシーに乗っていた。言葉の通じないタ
  クシーの運転手に近くの「インペリアルホテル」へ向かって
  もらいながら、この日の大変さに辟易していた。

 ホテルに戻り、28時までみんなで話をしていた。たぶん、こ
  の想い出は忘れられない。旅の最高の想い出になるだろう。

ということで、台湾旅行記はオシマイです。




旅は続く…

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taiwan、台湾のあわび
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taiwan、台湾101外観
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